小さな岡部宿(藤枝市)

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本陣2軒、脇本陣2軒、旅籠27軒の小さな宿場。寛永12年(1635年)に参勤交代が制度化されたことによる宿場業務の増大により、隣接する内谷村新町が加宿に指定された。

専称寺(せんしょうじ)

開基は文禄4年(1595年)、開山上人 称蓮社専誉順賀和尚。寺宝は祐天上人御名号、幡随院上人御名号各一幅、西行芳志 旅姿木像(町文化財)がある。
明治25年、山門(文政13年建立)のみを残して本堂、庫裡全てを焼失して詳細は不明になってしまった。
「一ト火灸(ひとひきゅう)」と呼ばれる独特の灸治療で名高い。江戸時代の学僧、随院上人が浄土宗布教の傍ら、キリシタンの仏教への改宗のために諸国を行脚した際に専称寺に立ち寄り、当時の住職に灸治療を伝授したといわれている。「一ト火灸」とは、小さな灸を何箇所にもすえるのではなく、背中のツボ一箇所だけに大きな灸をすえるというもの。

嘗ては病人のほか、参勤交代の大名や侍にも評判となり辺りに「岡部の一ト火灸」として知れ渡ったといわれる。灸をすえると体が軽くなり旅の疲れを和らげる効果があったとされる。

柏屋(かしばや)

1998年に国の登録有形文化財に認定された岡部宿を代表する旅籠。 現在は、建設当時の姿をそのまま再現したような歴史資料館と物産館や展示ギャラリーになっている。

岡部宿本陣跡

元禄3年(1960年)久貝因幡守(くかいいなばのかみ)が道中取り調べに来た際、豪農であった内野家に本陣職を命じたとされている。 昭和48年に有形文化財に指定された。

小野小町姿見の橋(おののこまちすがたみのはし)

絶世の美女と名高い小野小町が夕日に映える西山の景色に見とれていたが、ふと下を見下ろすと長旅で疲れ果てた自分の顔が目に入った。その老いの身の上を嘆いたとされる橋。

佐護神社(さごじんじゃ)

立石神社例大祭の御神輿の御旅所の守護として古来から祀られている。 おしゃもっつぁんは農耕の神、丈量(測量)の神、または安産の神であったりと様々な説がある。 現社殿は三つに仕切られ、中央に天照皇大神、向かって右が佐護神社、左が小坂で祀る秋葉さんとなっている。

高札場跡(こうさつばあと)

高札場とは、幕府や領主の基本的な法令を書いた高札(木の札)を掲示した場所。主に道が交差した人の往来の多いところや、人に目立つように一段高くした「高札場」に掲示された。

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