旧マッケンジー邸

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旧マッケンジー邸は静岡市駿河区高松の海岸沿いにある、貿易商社A.P.アーウィン商会日本支社店に勤務になったダンカン・J・マッケンジー夫妻の住宅として建設された白い壁が美しい洋館です。

戦前に建てられた洋風住宅の中で、静岡県内に唯一現存する大変貴重な建物だそうです。マッケンジー氏は静岡特産のお茶の輸出に力を注ぎましたが昭和26年に他界しています。

この建物は、静岡市の名誉市民第1号であるエミリー・マーガレッタ・マッケンジー夫人が昭和47年まで住んでいたのもで、帰米に際し、静岡市に寄贈されました。

昭和62年に改修工事が行われ、市教育委員会の施設として一般に無料開放するとともに、社会教育・芸術文化の振興の場として多くの人にご利用されています。木造2階建て、地下1階、塔屋付、洋瓦葺です。

マッケンジー邸の門。かなり広い庭を通って建物へ。今は海岸線との間に高架の高速道路が走っているので景観が悪くなっていますが、当時は駿河湾を一望する眺めのよい家だったそうです。

赤いスペイン瓦葺きの屋根、スタッコ仕上げの荒い白壁、アーチ型の窓。ヴォーリズ得意のスパニッシュ・スタイル住宅です。

マッケンジー夫妻の写真がありました。マッケンジー夫妻が来日した当初はもっと山に近いところに住んでいて、近くに静岡英和女学院があったそうです(現存しません)。

昭和元年竣工の静岡英和女学院校舎の設計をヴォーリズが担当した頃から、マッケンジー夫妻とヴォーリズの交流はあったと思われ、その関係で新居の設計をヴォーリズに依頼したのでは・・・・。

このほか、スチーム暖房設備や、ドアの真鍮製ノブに特注品を使うなど、細かい気配りがあちこちにうかがえます。

マントルピースや台所のアメリカ製調理器具、水洗式のトイレなどの近代的な設備も当時のままに保存されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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