舞坂宿脇本陣

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舞坂宿脇本陣は、旧東海道で唯一残る脇本陣の遺構です。脇本陣とは、江戸時代の宿泊施設の一つで、大名・公家・幕府役人が宿泊する本陣の補助的施設となっていました。

通常は武士や一般庶民が宿泊しましたが、本陣の利用が重なった場合などに、本陣の代わりをつとめました。

他に、武士や一般庶民が宿泊する旅籠屋や、旅人が薪代を払って自炊する木賃宿などがありました。

舞坂宿は、江戸時代に整備された五街道のひとつ東海道にある53宿場のうち、江戸から数えて30番目の宿場でした。

 

東西交通を結ぶ今切渡しの渡船場でした。宿場町として賑わっていた当時の町並みは失われてしまいましたが、天保9年(1838)建築の旧脇本陣「茗荷屋」の上段の間があった書院棟が1997年に解体修理されました。

旧東海道では唯一の脇本陣の遺構です。この貴重な脇本陣を後世に伝えようと、主屋なども復元し、一般に公開されています。

舞坂宿脇本陣は、間口が狭く奥行きが長い建物で、各部屋を仕切る襖を開け放すと、中庭を通して最も奥に位置する上段の間まで見渡す事ができます。

 

上段の間とは、床を高くした座敷で、主君が家臣と対面した所です。本陣と格を一緒にする為に、畳廊下や屋根付きの玄関などが用いられています。

再現された台所や風呂場などからは、当時の生活の様子をうかがうことができます。昇り降りに躊躇するほどの急な階段は防犯の為とのことです。

 

 

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