回遊式庭園で有名な長楽寺

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浜松市北区細江町気賀にある長楽寺は、約1200年前の平安時代初期に弘法大師によって開かれたとされる真言宗の由緒ある寺です。

寺の北に陽光を受けて光る巨岩が有り、そこを霊地とみてお堂を建てたのが始まりとされます。

小堀遠州作と伝えられる回遊式庭園は「満天星(どうだん)の庭」と呼ばれ、遠州三名園のひとつにあげられます。北方の山波が借景として生かされ、その山中に方形のいらかを見せて本堂が納まっています。

回遊式庭園とは日本庭園の形式のひとつで、庭園の中を自由に散策して 鑑賞できます。ドウダンツツジが植え込まれた庭園は、その白く小さい無数の花を星に見立て「満点星の庭」と呼ばれています。

本堂は老朽化により既に解体されており、現存しているのは江戸時代に建てられ、近藤氏(気賀の関守)の祈願寺の客殿であり、その上段の間から庭の全景が一 望できます。

裏山の中腹に光る巨岩とその山並みまでをも庭園の景色として設計されており、客殿前の池は浜名湖の風景を凝縮しています

本堂跡に続く石段は、梅のトンネルとしてもよく知られており、季節ごとに表情を変える自然の美しさを楽しむ為に多くの人が訪れます。

本尊の馬頭観音(鎌倉時代作1185-1333)を始めとし、隠元禅師の高弟、独湛禅師の筆である「長楽寺」の扁額がかけられている山門(江戸時代1603−1868中期)や土塀(室町時代作1336-1573)も残されています。

静岡県で二番目に古いとされる梵鐘(鎌倉時代作1185-1333)木下氏作の新石庭、松島十湖作の大句碑、徳川15代将軍の御朱印など、歴史の息吹を伝える貴重な文化財も残されています。

 

 

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