遠州織物の発祥の地、織り姫を祀る神社 初生衣神社

スポンサーリンク
Pocket

 

神社は301号線沿いに鎮座しています。入口の木柵の奥には伊勢鳥居が建ち、拝殿脇には沢山の天棚機姫命が描かれた絵馬が掛けられています。

拝殿脇を奥に進むと左には竹林。ここが参道で良いのかしら…? と訝しみながら進んでいくと、急に目の前が開け、奥に史蹟・織殿をはじめ、本殿、境内社が建ち並んでいます。

藁葺きの織殿は小さいながらも趣があり、伊勢鳥居の奥に鎮座する神明造りの本殿は落ち着きがあります。大楠のご神木や竹林が周囲を取り囲む社地は静かで、女神を祀る神社に相応しい清楚な落ち着きを感じました。

浜松市北区三ヶ日町にある初生衣神社には、日本人の誰もが知る七夕の伝説で有名な織物の神様・織姫様が祀られています。七夕とは、天の川をはさみ離れ離れにされた織姫様と彦星様が、一年に一度、7月7日にだけ会うことが出来るという伝説です。

初生衣神社では、1154年〜1885年までの間、御衣(神に捧げる衣服)を織り伊勢神宮に納めていた由緒ある神社です。
一度は途絶えていたこの伝統も1968年より復活し、現在も毎年5月に初衣神社で織られた御衣が伊勢神宮に奉納されています。
御衣を織る織機は定期的に作り変えられていますが、神様に対して常に同じ物を作り続ける為に、800年以上前から寸分違わず全く同じ形をしています。
800余年もの長い間神社を守り続けている宮司「神服部」家は、日本で唯一、初生衣神社の宮司だけが名乗れる苗字なのです。
毎年4月第2土曜には、「おんぞ祭り」が開催されます。初生衣神社から程近い浜名惣社まで行列して御衣を受け取ります。
 再び初生衣神社に戻り、遠州織物業の発展を祈願して祭りが行われます。機織の実演や展示、巫女の舞、織物の販売などが行われます。

 

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA