まぐろ丼「小川港魚河岸食堂」

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マグロの水揚げ量日本一を誇る焼津市。
「小川港魚河岸食堂」では、マグロをはじめとした海の幸が味わえるメニューが多数用意されています。こちらは焼津市魚仲水産加工業協同組合が運営する食堂ということもあり、味は絶品です。

焼津港とまぐろの歴史
かつお漁で栄えた焼津・・・江戸時代まで八丁櫓船レース焼津では、江戸時代からカツオを中心とした漁業が盛んでした。徳川家とのつながりも深く、1614年には駿府城に隠居した徳川家康に焼津の鰹や甘鯛が献上された記録があります。、

また江戸時代は漁船の櫓は7丁までと決められていたのに対し、焼津では特例として8丁の櫓を備える高速船が許されていたのです。カツオの漁獲量が多いため、生で食べきれないカツオの保存技術も発達し、1700年には既に鰹節の製造が行われていました。

明治時代になると鰹漁はますます盛んになり、1901年には、焼津の鰹節の生産量が土佐の鰹節を抜いて、東京でのシェアの首位を獲得しています。(写真は江戸時代の八丁櫓船を再現した和船 )

かつお漁の「裏作」として、まぐろ漁が本格化・・・・明治時代から
まぐろ漁が盛んになったのも、明治時代から。江戸時代には沿岸の定置網にかかる程度で、積極的なまぐろ漁は行われませんでした。

手漕ぎの小さな船で一人が一本ずつ仕掛けを付けた糸を持ちまぐろがかかるのを待つ、「立場釣り」も行われましたが、明治には鰹船の帆船化が進み、徐々に遠くまで出漁していくようになります。

そのころは海図もなく、磁石と星と島影だけを頼りに伊豆下田沖まで出漁していましたが、ここで、鰹漁の無い時期に、いわば「裏作」としてまぐろ漁が行われるようになったのです。延縄式の漁法も、すでにこのころ始まっています。

まぐろ遠洋漁業の基地になった焼津港・・・・大正・昭和初期
大正期になると船の動力化・大型化が急激に進み、さらに沖合いへ沖合いへと次々に漁場が開拓されていきます。大正末期には9割が動力船となり、日本の延縄漁船の数も2000に達します。

大正6年は沿岸漁業中心で2万トンの水揚げだったまぐろは、昭和の始めには6万トンにも増加しました。昭和になると、まぐろの缶詰や冷凍品などが輸出商品として需要が高まり、船の大型化や冷凍・冷蔵技術も進化し、まぐろ漁船は南洋海域までにも到達するようになり、昭和15年には日本のまぐろの水揚げは8万6000トンに達します。

焼津港周辺にはまぐろや鰹の缶詰工場や加工工場も林立するようになり、焼津港のまぐろの水揚げ港としての重要性をさらに高めることとなりました。しかし第二次世界大戦が始まると、多くのまぐろ・かつお漁船は軍に徴用され漁業が不可能になり、焼津のまぐろ・かつおに代表される焼津の漁業は暗黒時代を迎えます。

焼津港に籍を置く百数十もの船が徴用され、その殆どが帰還できませんでした。遠洋漁業の発展とともに歩んだ焼津・・・・戦後
戦争で壊滅的打撃を受けた日本のまぐろ漁ですが、戦後しばらくの間も、日本を占領していたアメリカの政策で、遠洋漁業は禁止されていました。

しかしやがて禁は解け、1950年頃からはインド洋と太平洋全域へ日本のまぐろ船が出かけてゆきます。戦前からの水揚げ施設や工場群を擁する焼津は、瞬く間にこれら水域へのまぐろ船の水揚げ港として重要な存在になり、1956年に焼津は水揚げ高日本一となりました。

このころはインド洋での漁業を行う船の水揚げが中心だったことから、「インドまぐろ」は焼津の象徴的存在となり、現在でも魚屋さんや鮨屋さんは「インドまぐろは焼津の看板」と言います。

しかし、こうした焼津のまぐろ漁業の戦後の発展の歴史の中で、決して忘れてはならない悲劇が起こります。1954年3月、「第五福竜丸」のビキニ環礁での水爆実験による被爆です。

この被爆により、乗組員23名が被爆しました。焼津市はこのことをきっかけに1956年には原水爆実験の禁止を議決したり、1961年には「平和都市宣言」を行うなど、平和への積極的な取り組みを行っています。

また「核の犠牲者は私を最後にして欲しい」という機関長の久保山愛吉さんの遺志をつぎ、被爆した3月1日が核廃絶を願う「ビキニデー」とされ、この日には毎年焼津には何千人もの人々が集まって平和をアピールしています。

新港開設で、全国最高水準の港へ・・・現在
2001年には歴史ある旧焼津港はその役目を終え、広域漁港・新焼津港が役割を引き継ぎました。最新の効率的な水揚げ設備、先進的な衛生設備を備えた市場、零下65度の超低温冷凍倉庫などを誇る、全国最高レベルの漁港として生まれ変わったのです。

新しい焼津港も、日本の海外でのまき網漁業によるまぐろ類の7割もが焼津に水揚げされるなど、日本の漁業の中心的な役割を果たしています。

カツオ – 2002年(平成14年)度陸揚量全国1位
マグロ – 2002年(平成14年)度陸揚量全国1位
サバ – 2002年(平成14年)度陸揚量全国3位
コノシロ – 2002年(平成14年)度陸揚量全国6位

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