どうまん蟹

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浜松には幻と言われる漁獲量が非常に少ない蟹がいます。地元では【どうまん蟹】と呼ばれるワタリ蟹で正式名称は「トゲノコギリガザミ」名前(地方名)は違いますが沖縄、瀬戸内、志摩でも若干漁獲されます。

しかし、その量は非常に少なくとても希少価値の高い高級蟹として東京の築地市場でも「どうまん蟹」として、僅かしか出回りません。食通の間では、カニの中でも一番カニらしい蟹として好まれているんです。また、どうまん蟹(オス)の特徴としては大きなハサミ が醍醐味です。

味はかなり濃厚で独特な磯の香りと甘い香りがします。どうまん蟹にとって、浜松の温暖な気候に淡水と海水が混ざりあう汽水域である浜名湖は最適な漁場なんです。

ただし、常に食べられるわけではなくその日の天候と漁次第で運任せになる事が多いため「幻の蟹 どうまん蟹」とよばれてます。

指をはさまれると骨にまで達するほど危険だそうで、必ずハサミを縛って出荷されています。挟む力は1トンを超えるそうです。漁師さんは、見事な腕裁きで1匹1匹ていねいにひもで縛っていきます。

どうまん蟹は非常に獰猛で《パワー》があり《エネルギー》に満ちあふれている凄いカニなのです。春・夏は爪の大きなオスが、秋・冬は卵を蓄え身が丸々と太ったメスが美味しいと言われてます。

どうまん蟹の名前の由来

諸説ありますが、まず簡単に見た目(胴)が丸いところから胴丸(どうまる)・・・「どうまん」 と呼ぶ説。
浜名湖には「つぶて島」という弁財天を祀る小さな無人島、遠州地方に昔から伝わる神秘な島なのです。昔々「だいだらぼっち」という名の大男がいたそうです。

ある日、伊吹山を枕に昼寝をしていると、神様が「こら!ダイダラボッチ!怠けていないで働きなさい!日本一美しい湖と山を作りなさい」と命じたそうです。

大男は「へい、かしこまりました」と答え。近江の国に行き、大きな穴を掘りました。それが琵琶湖だそうです。掘った土を駿河の国に運ぶ途中袋に穴があいていて、途中であちこちに こぼしました。その土でできたのが猿投山や小牧山。最後に、運んだ土で富士山を作ったそうです。

大男は伊勢の海に釣りにでかけ、大きな魚が掛かり糸をグイグイと引いたので、グッと踏んばった足が地面にめり込み大きな穴が空き、それが「まんとう池」になったそうです。「まんとう池」は名古屋の八事の近く現在もあります。

腹が空いたので、弁当を食べているとその弁当に石が混じっていたので浜名湖に捨てました。その石が“礫(つぶて)島”と呼ばれる伝説の小島なんです。

伝説の巨人「ダイダラボッチ」によって出来た「つぶて島」、満月の夜になると不思議なことにどうまん蟹がこぞって島に上陸し神聖なお堂の周りに集まるんだそうです。

弁財天と蟹たちがその年の吉兆や豊漁、豊作を占っていたそうです。この幻想的な風景を見た漁師たちは、蟹たちがお堂の周りに満月の夜に姿を現すことから、神に仕える神聖な蟹として、堂満蟹(どうまんがに) と呼ぶようになったとゆう伝説があります。

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