井川線 尾盛駅(おもりえき)

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単式1面1線のホームを持つ地上駅(使用されていないホーム上の建物は、待合室ではなく倉庫。)
1959年(昭和34年)8月1日 – 開業
静岡県榛原郡川根本町犬間

尾盛駅周辺に民家は全くありません、駅に通じる公道も全くありません。このため、徒歩で到達する方法を除いては、鉄道でしかこの駅へ来ることはできません。

秘境駅の一つになります。井川線の車内放送によると、かつてはダム建設関係者のために周辺に多数の宿舎や小学校もあり、医師も常駐していたようです。

南アルプス深南部の大無間山から前無間山、風不入(かぜいらず)などの山岳を通り、尾栗峠を経由してこの駅に降りるルートもあります。

廃道となったものの、現在でもこのルートを通る登山者がいると聞きます。かつては接岨峡温泉駅からの遊歩道がありましたが、現在は崩れてしまった箇所が多く廃道になっています。

実質的な利用客は皆無と思いますが、尾盛駅はダム建設に伴う補償措置として設置された経緯があるため、廃止を免れているようです。

2009年5月と2010年秋には、尾盛駅近辺に熊が出没したため下車禁止となったこともあります。かつては立ち入り禁止で施錠されていたホームの保線小屋を、熊からの避難用のため一般人が入れるようになりました。

2009年12月7日から2010年2月28日まで、接岨峡温泉駅と閑蔵駅の間は工事のため列車代行バスによる輸送が行なわれたが、当駅は前述の通り駅周辺に道路がないため、当駅の代わりとなる代行バスの停留所は設置されませんでした。

工事期間中は実質的に営業休止となった。 尾盛駅 – 閑蔵駅間は、日本一高い鉄道橋である関の沢橋梁で繋がっています。

隣駅の「接岨峡温泉駅」からここまで、相当古そうな“車道”が付けられていたようです。大部分が、平成ヒトケタ代に整備された・・・・どことなく空虚さの漂う遊歩道がありました。

この古い車道が尾盛駅周辺への“旧道”であったようです。秘境駅ランキングでも上位常連の尾盛駅です。駅の周辺には道路も歩道もなく、井川線でしか行くことができない場所です。もちろん周辺には家もなく、出迎えてくれるのは愛嬌のあるタヌキの置物だけです。

井川線が全線開通していた2013年度の1日の平均乗降人員は、なんと1名という秘境感!それならば、何故こんな場所に駅があるのか?と考えてしまうと思うのですが・・・・。

井川線は大井川水系の水力発電所建設のために資材運搬用につくられた森林鉄道でした。そのため、尾盛駅周辺にもダムや発電所建設のための作業員宿舎があり、当時は日常的に駅を利用する方もあったそうです。

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