第2番札所 弘道寺

天正年間(室町時代)に福寿庵と称し創建された古刹で、本尊は行基作と言われる聖観世音菩薩です。 何度かの火災により、詳細な縁起は焼失しています。寺伝によると、弘治年間(1555-1558年)、最勝院七世笑山精眞禅師を開山とし、福寿庵と号して当町東原にありましたが、第二世気添龍意和尚が現寺地に遷され、天城山弘道寺と号を改めました。

創建として天文二十年(1551年)、上野国平井城主上杉憲政公の息竜若丸が北条氏に逐われこの地にて自刃せるを祀る。

本堂は寄棟造銅板葺で照り気味に曲線を描く降棟が端正な印象です。向拝柱はなく正面桟唐戸。上部に「弘道寺」の寺号扁額をおいています。

参道
山門
向拝
「弘道寺」の寺号扁額
山号天城山(あまぎさん)
寺院名弘道寺(こうどうじ)
宗派曹洞宗
本尊聖観世音菩薩
真言おん あろりきゃ そわか
住所伊豆市湯ヶ島296

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Translate »