富士山周辺のB級グルメ旅

地元の人に細々と食されているだけだったB級グルメ。富士山周辺でも「富士宮やきそば」に勝るとも劣らないB級グルメが名乗りを挙げたのです。富士山周辺のB級グルメを紹介します。

富士宮やきそば (静岡県富士宮市)

地元の人にとってはこれが普通だと思っていたやきそばが、実は他地域では特異なやきそばだったのです。

「富士宮やきそば」の最大の特徴は「コシのある麺」と「ダシの決め手になる肉かす」ですが、これが全国では珍しいと評判になり連日マスコミで報道される事となったのです。

つけナポリタン (静岡県富士市)

「つけナポリタン」の最大の特徴はトマトスープをベースにした鶏がら、ブイヨン、コンソメなど各店独自のスープを加えたダブルスープです。麺とスープは必ず別々にして食べるのが特徴で、ラーメンのつけ麺と似ています。具は各店独自のアレンジとなり、同じつけナポリタンでも店ごとに独自色を打ち出せるようになっています。

三島コロッケ (静岡県三島市)

「みしまコロッケ」は箱根西麓でとれた三島馬鈴薯(メークイン)を100%使用して作ったコロッケです。丁寧に手掘りで収穫され、天日干しと風で乾かした三島馬鈴薯で作られたコロッケは、衣はサクサクで中はしっとりクリーミーな味わいです。素材の良さが濃厚なコクとなって表れており、冷めても美味しいコロッケです。具材、形、調理法、味付けなどは自由なので店の数だけ「みしまコロッケ」の種類があり、各店独自のこだわりや工夫が魅力です。

すその水ギョーザ (静岡県裾野市)

餃子といえば宇都宮餃子と浜松餃子が有名ですが、「すその水ギョーザ」は両者と異なりモロヘイヤや茶葉を使いしかも油を使わない水餃子というヘルシーでオリジナルな餃子です。裾野市は昔から稲作の転作物としてモロヘイヤの栽培が盛んで、ビタミンやミネラルが豊富なモロヘイヤを餃子に入れる事でヘルシーさと裾野市の独自性をアピールしています。

静岡おでん (静岡県静岡市)

「静岡おでん」が始まったのは大正時代からで、地元には古くから親しまれて来ました。真っ黒いスープに、牛すじ、もつ、こんにゃく、そして黒はんぺんなど独特の具材で使った特徴のおでんです。静岡おでん」は元々は駄菓子屋で売られていました。①黒はんぺんが入っている、②黒いスープ(牛すじだし)である、③串に刺してある、④青のり・だし粉をかける、⑤駄菓子屋にある「静岡おでんの五箇条」として知られています。

吉田のうどん (富士吉田市)

富士吉田では厳しい気候条件により稲作が難しく、昔より小麦などを栽培してでうどんを食べてました。「吉田のうどん」は富士吉田市に伝わる伝統的郷土料理です。麺の歯ごたえや美味しさを味わうためにスープは味噌や醤油の合わせなどを使用した薄味に仕立て、具はキャベツや油揚げなど素朴なものを使っています。特徴は「麺のコシの強さ」で、通常のうどんとは比べ物になりません。

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