美しい水の景観を巡る

県東部に点在する美しい水の景観や水にちなむスポットを辿りながら、世界遺産の韮山反射炉にも立ち寄るコースです。日本を代表する規模の湧水、歩くほどに魅力の深まるせせらぎの街、川沿いの温泉郷、静かな山峡のわさび田、丘の上のワイナリーなど、のんびりと巡ってみますんか。

柿田川公園

一日あたり100万m²とも言われる膨大な勇水量を誇る柿田川(かきたがわ)。公園内の「わき間」と呼ばれる湧水ポイントから、富士山などを起源とする伏流水が湧き出しています。

  • 駿東郡清水町伏見71-7
  • 055‐981‐8239

柿田川公園では、年中水がわき出る「湧き間」の様子や、ミシマバイカモなどの珍しい動植物を観察することができます。

柿田川公園展望台に案内図がありました. わきまと表記してあるところから水が湧き出ています。わきまに行くには階段を下りていきます。

柿田川公園 ~ 三嶋大社 車で約15分

大社は旧東海道に面するとともに、下田街道の起点ともなっており、御本殿は重要文化財です。有料駐車場もあり、参拝ののち、三島市街地への散策へと足を延ばすのにも好適です。

  • 所在地:三島市大宮町2-1-5
  • 電話:055-975-0172(代表)

奈良・平安の時代から知られた東海道屈指の神域、三嶋大社。韮山に流されていた源頼朝が、源氏の再興を祈願して毎日のように参詣したという逸話はよく知られています。

受験のような勝負の時や、就職や事業など新しい物事を始める時の成功を祈願するために訪れる人も多いです。

三嶋大社 ~ 源兵衛川 徒歩で約12分

三嶋大社から三島駅方向に散策すると、文学碑もある水上通りは白滝公園に至ります。その西側0.2kmほどに、市街地のせせらぎ風景の象徴である源兵衛川が流れ、川の中の飛び石を辿って南下することができます。

湧水の地三島は、うなぎを活かしておく水質が良いため、うなぎ料理にも定評があり、首都圏から食べに来る人がいるほど。

せせらぎ回遊ルートの近傍では、「桜家」「元祖うなよし」「うなぎすみの坊本町店」「呉竹」「松韻」などが有名店です。箱根西麓のジャガイモを使った「三島コロッケ」も、地元発のメニューとして人気を呼んでいます。

川の中を歩ける源兵衛川や、冷たい清流のなかだけに育つミシマバイカモが見られる三島梅花藻の里、湧水が湧き出す白滝公園などがあります 。

源兵衛川~ 韮山反射炉 車で約35分

世界文化遺産に登録された、「明治日本の産業革命遺産」に含まれる韮山反射炉。江川英龍の先見の明により建造された反射炉は、1857年から1864年まで稼動し、鉄製ならびに青銅製の西洋式大砲の鋳造を行いました 。

  • 住所静岡県伊豆の国市中字鳴滝入
  • 連絡先伊豆の国市観光協会(055-948-0304)
    韮山反射炉(055-949-3450)

反射炉を作った方が銅像の江川英龍 は、1835年に江川家36代の当主となり韮山代官に就任しました。

蔵屋鳴沢は、韮山反射炉に隣接し、地ビール工場や自家栽培の製茶工場のほか、網焼きレストランなども備えたユニークな複合観光施設。春と秋に茶摘体験プログラムも実施しています。 江川邸 (旧韮山代官所跡)

韮山反射炉 ~修善寺温泉(宿泊) 車で約35分

桂川沿いに温泉旅館が並ぶ修善寺温泉は、伊豆半島でも最古の歴史を持つ温泉地と言われており、多くの文豪が訪れています。。

 

名称の由来でもある修禅寺は、弘法大師ゆかりの古刹で、桂川の中にある独鈷の湯も弘法大師が探り当てたものと伝えられています

竹林の小径と呼ばれる遊歩道も整備され、桂川の瀬音を聞きながらの散策も心に残るでしょう。

修善寺温泉~ 中伊豆の わさび田 車で約40分

中伊豆の地蔵堂地区周辺には、清涼な谷川の水を活かして伊豆随一の規模のわさび田が広がり、一見の価値あり。

  • わさびの大見屋
  • 所在地:伊豆市地蔵堂1242
  • 電話:0558-83-2900

「わさびの大見屋」では、新鮮な生わさびやわさび漬、わさびみそなどの販売に加え、シーズンにはわさび狩り、またはわさび加工体験も実施しています。

わさび加工体験

中伊豆の わさび田~ 中伊豆ワイナリーヒルズ 車で約30分

中伊豆は、葡萄の品種「巨峰」誕生の地。中伊豆ワイナリーヒルズは、葡萄畑の丘の上に広がる、葡萄とワインのリゾートパーク。

  • 所在地:伊豆市下白岩1433-27
  • 電話:0558-83-5111

ワインの製造工程を見学できるコースをはじめ、地元素材によるコース料理、バイキング形式のテラスカフェなど、多彩なスタイルで食を愉しめる施設のほか、約1.9kmのスタンプラリー散策コースなども用意されています。

中伊豆ワイナリーヒルズ ~ 沼津港深海水族館 車で約60分

最深部約2500mと日本で最も深い駿河湾。その駿河湾の深海に生きる多様な生物と、生きた化石といわれるシーラカンス(剥製および冷凍)が沼津港深海水族館ならではの展示内容。

  • 所在地:沼津市千本港町83
  • 電話:055-954-0606

沼津港魚河岸に隣接する食堂街は、近海ものの新鮮な素材による魚料理が食べられることで、県外まですっかり有名になりました。

沼津は干物の名産地で、食堂街にも専門店が出店しています。お土産にどうぞ。

東名沼津IC

東名高速道路、伊豆縦貫自動車道 沼津IC

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