明治12年に「越すに越されぬ」といわれた大井川に架けられた全長897.4m、通行幅2.4mの木造歩道橋です。この蓬莱橋、実は農道としての重要な役割を担ってきました。蓬莱橋にぼんぼりが灯されるのが『蓬莱橋ぼんぼり祭り』です。
ギネスブックにも載った「世界一の長さを誇る木造歩道橋」が大井川にかかる蓬莱橋。
江戸から明治への時代の移り変わりの中、氏族たちの殖産興業として牧之原台地の開拓が行なわれました。
その牧之原大茶園の開墾を支えたのが蓬莱橋で、歴史的土地改良施設ともいわれています。
『蓬莱橋ぼんぼり祭り』では、その蓬莱橋にたくさんのぼんぼり、ソーラーガーデンライトが設置され、露店の出店や太鼓、舞踊など、様々なイベントが行なわれます。
手描きのぼんぼりが飾り付けられ、ぼんぼりに描かれた絵や言葉を一つ一つ楽しみながら歩て楽しい。。
蓬莱橋は、ギネスに載るヤクナシの語呂の長さ897.4mの木造歩道橋。長い木の橋にかけて長生きの橋として縁起の良い橋とされています。
ちなみに、今でも4月から5月のお茶シーズンには旧市内の農家が対岸に渡るため蓬莱橋を利用しています。