西伊豆の松崎にある温泉地です。温泉は山芳園 (さんぽうえん)の一軒のみで使われています。
なまこ壁の山芳園
櫻田温泉は近くを流れる那賀川は、春になると満開の桜並木に包まれる。日本の田舎を思わせる田園風景に溶け込んだ小さな湯宿です。なまこ壁が趣深いこだわりの宿で、贅沢な湯づかいの温泉を満喫できます。
三四郎島はトンボロ現象が起きる不思議な島である。海に道が出来る様子は圧巻です。赤く沈む夕陽が作り出す光景は息を呑むような美しさです。
山芳園の開業は 1980 年。みかんを作っていましたが、自 家源泉を利用して旅館業を開始。景勝地ではない ため、個性的な宿を目指し、最初は維持費の掛からない別荘を 5 室で営業。その後 8 年かけて改築して完成したのが 1995 年で、現在の 10 室となりました。
木の蔵には露天風呂が付いており、なんと池の鯉を水中から観察で きる驚きの構造でした。
女風呂には「檜風呂」は一つだけですが、そのかわりに好みの温度や深さを選べる洞窟室岩風呂があります。
露天風呂をつくるときは子どもが泳いで遊べるようなお風呂をつくろうと思いましたとか…。とても広くて開放的なため、大人でも泳ぎたくなってしまいます。
山菜やシイタケ、サンショウなども近くの自家山林から自ら収穫します。自家栽培の野菜や柑橘類やイチジクは無農薬で育てたものを使用。
お米も旅館の前の田んぼで農薬を使わずアイガモ農法で作り、昔ながらの天日干しで収穫しました。また、海の幸も地元で水揚げされるものを中心に魚屋さんや漁師さんのご協力により、天然の素材を用意しています。
