湯ヶ島温泉
14世紀末の書物に「お湯がいたる所に湧いている」との記載が残るお湯の島「湯ヶ島」です。ほとんどの宿が源泉を持ち、そのお湯の良さが自慢です。渓谷沿いには散策道「湯道」も整備されており、高級旅館から一昔前の風情を思わせる宿まで幅広い。
泉質:硫酸塩泉
効能:神経痛、リウマチ、筋肉痛、疲労、婦人病、胃腸病、高血圧、美肌など
湯河原温泉
刺激の少ないやわらかな湯は、古くから「子宝の湯」として有名です。鎌倉・室町時代には「こごめ(子込め)の湯」「こごみの湯」、江戸時代には「小梅の湯」と呼ばれた。2003年1月には、湯河原を愛した作家・国木田独歩にちなんだ「独歩の湯」が開設した。日本最大規模の足湯施設として、人気を集めている。
泉質:塩化物泉
効能:婦人病、胃腸病、冷え性、皮膚病など
湯ケ野温泉温泉
天城山の山麓を削り取るようにして流れる河津川沿いに、昔からの温泉宿が立つ自然環境豊かな温泉です。川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台になった地として知られてます。川端康成が逗留した「福田家」や、島崎藤村が宿泊した「湯本楼」などの宿があります。周辺は鮎釣りの名所としても知られってます。
泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、単純温泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、皮ふ病、切り傷、婦人病など