吉田胎内樹型

937(承平7)年の富士山噴火の際に溶岩が東側にも流出。その際に、いくつもの樹木が重なり合って複雑な樹型をつくり、その形から女性の胎内に例えられたのが吉田胎内。

やがて胎内信仰に繋がり、吉田胎内は富士山を訪れた修行者たちから祈りの対象となりました。

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冨士御室浅間神社

現在の本殿はこの再興の歴史の中、1612年に徳川家の家臣で当時この地方の領主であった鳥居成次が造営したものです。造営後もさらに4回の改修が繰り返されました。

富士山二合目という厳しい自然環境にあったものを、永久保護を目的として1974年(昭和49年)現在の地である場所へ遷座しました。

958年には、礼拝儀祭を行いやすくするために現在の河口湖畔に里宮が建立されました。

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富士山域(山頂の信仰遺跡)

山頂の信仰遺跡

富士山山頂には、富士山本宮浅間大社奥宮・浅間大社東北奥宮(久須志神社)や金明水・銀明水等の宗教施設があり、地形のなかには内院(火口)や安河原(賽の河原)等の宗教的な名称がつけられた所がある。

また、火口壁にある剣ヶ峯や白山岳、久須志岳等の峰々は「八葉」や「八峰」と総称され、かつて山頂部は曼荼羅世界に擬えて考えられていた。

お鉢巡り
剣ヶ峯
白山岳
久須志岳
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