焼失の為、沿革等は一切不明となっています。昭和49(1974)年に建築された本堂前には、枝垂れ桜の老木があります。 伊豆八十八ヶ所霊場の他、駿豆両国横道三十三観音霊場の第5番札所でもあります。
由緒沿革は焼失のため詳細不明ですが、当初は真言宗で、天正十一年(1583年)最勝院十世香山宋清により曹洞宗に改宗と伝わります。
山門は切妻屋根桟瓦葺柱4本のおそらく薬医門で、見上げに院号扁額を掲げています。本堂は昭和51年総改築の近代建築ですが、入母屋造桟瓦葺流れ向拝、水引虹梁両端に雲形の木鼻、頭貫上に斗栱、身舎側に海老虹梁、中備に板蟇股を配し、向拝左右に花頭窓、向拝見上げに「玉洞院」の院号扁額と整っています。
山号 | 吉原山(よしはらさん) |
寺院名 | 玉洞院(ぎょくどういん) |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
真言 | おんまか きゃろにきゃ そわか |
住所 | 伊豆市牧之郷679 |