1542(天文12)年に最勝院七世笑山によって開かれた寺院です。 北條五代の祈願所でもありました。 1655(明暦元)年に火災で焼失、また1671(寛文11)年に山崩れで被災しましたが、1681(延宝9)年に再興され、現在に至っています。
寺伝によると、天文十二年(1542年)、最勝院七世笑山精真和尚により開創され、北条氏五代の祈願所でもありました。火災や山崩れにより幾度か被災しましたが、延宝九年(1681年)、相州の寿伝が来任して再興、今日に至っているとのこと。
山門は切妻造桟瓦葺の四脚門を配し、北条氏五代祈願所としての寺格を感じさせます。本堂は入母屋造桟瓦葺で、重厚な造り。向拝柱はありませんが、向拝両脇の格子入りの花頭窓が意匠的に効いています。
山号 | 泉首山(せんしゅさん) |
寺院名 | 城富院(じょうふいん) |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
真言 | おん あろりきゃ そわか |
住所 | 伊豆市城391 |