第3番札所 最勝院

吾宝宗璨を開祖とし、1433(永享5)年に創建された歴史ある寺院です。 五哲と呼ばれた優れた門下僧らにより、門派の寺は1400を超えます。自然豊かで、静かな雰囲気の境内には西国三十三観音札所を模した霊場があります。 秘仏である火防薩埵菩薩は、天狗の伝説にまつわるものです。

寺伝によると、永享五年(1433年)、管領上杉憲清公が祖父重兼公のために宮上村内の鎮守ヶ島という霊地にあった真言宗西勝寺の廃寺跡を再興し堂宇を建立。妙高山と号し、金光明寺最勝院と号を改めて第一世吾寶宗璨禅師を招き開祖しました。

寺には天狗の伝説があり吾宝禅師の説法を聞きにきた天狗の所望により菩薩戒を与えたところ寺の守護を約すとともに水源の乏しいこの地に水をもたらしたといいます。

本堂は入母屋造平入りで大がかりな千鳥破風。その前面に流れ向拝で唐破風をおく変化のあるつくり。正面格子の硝子戸で見上げに「妙高山」の山号扁額が掲げられ、名刹らしい格調を感じる本堂です。

参道
山門
山内
本堂
「妙高山」の山号扁額
山号妙高山(みょうこうざん)
寺院名最勝院(さいしょういん)
宗派曹洞宗
本尊釈迦牟尼仏
真言のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
住所伊豆市宮上48

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