第7番札所 泉龍寺

1500(明応9)年開創の寺院で、かつては真言宗でした。 洪水被災により、現在地に移転となりました。本堂前の踏み石の下に、先代の住職が四国八十八ヶ所霊場より持ち帰った土が埋められていて、その上でお参りできるようになっています。

明應九年(1500年)伝覚泰心院主を開基とし、当初は真言宗で玉泉寺と号しました。寛文七年(1667年)僧日山白により曹洞宗に改め、現寺号となりました。寛延四年(1751年)、大洪水により被災、村中の下川戸の地より現寺地に移ったとされます。

本堂は昭和33年改築。入母屋造桟瓦葺流れ向拝、水引虹梁両端に雲形木鼻、頭貫上に斗栱、身舎側に海老虹梁、中備に板蟇股。向拝正面桟唐戸とその上に「東嶽山」の山号扁額を掲げています。

参道入口
本堂
向拝
「東嶽山」の山号扁額
山号東嶽山(とうがくさん)
寺院名泉龍寺(せんりゅうじ)
宗派曹洞宗
本尊聖観世音菩薩
真言おん あろりきゃ そわか
住所伊豆市堀切343

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