第12番札所 長温寺

1562(永禄5)年、僧・瓶山により開創されました。 本尊の薬師如来は、かつてこの地近くで討ち死にした豪族が守護仏として常に護持していたものと言われています。 その後衰微していたが、1620(元和6)年に再興され、曹洞宗として開山しました。春になると枝垂桜の美しい境内には、かわいらしい童地蔵や仏足石を目にすることができます。 源氏山七福神の福禄寿が祀られています。

仁安二年(1167年)、古奈治郎義光、同五郎義定の両将は敗戦しこの地に逃れて天野原で討死、義光が守護仏として護持していた薬師如来をこの地に祭祀したとのこと。
永禄五年(1562年)、僧・瓶山により開創、元和六年(1620年)には梅原源左衛門が再興し、真珠院第九世柳岩玄絮を請して開山し曹洞宗となったとあります。

湯谷山という山号の通り温泉と縁が深く、本尊が薬師如来であることからも、病気平癒を祈願する参拝者が多く訪れます。本堂はおそらく寄棟造桟瓦葺流れ向拝で、木鼻、蟇股、海老虹梁を備え、「薬王山」の扁額を掲げています。

参道
山内入口
本堂
向拝
山号扁額
御本堂の前の小さな石仏
山号湯谷山(ゆたにさん)
寺院名長温寺(ちょうおんじ)
宗派曹洞宗
本尊薬師如来
真言おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
住所伊豆の国市古奈13

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