第13番札所 北條寺

源頼朝の正室・北條政子の弟である北條義時が創建した寺院です。義時の嫡子である安千代が領内の大池で大蛇に襲われ命を落とした際に、この北條寺を墓所として七堂伽藍を建立し、運慶に仏像を作らせた。

この祈願仏が、運慶の貴重な木造阿弥陀如来座像として知られています。 また、境内には義時夫妻の墓所があります。 寺院名の通り、北條氏と縁の深い寺です。

北条氏の館(北条氏邸・円成寺跡)にもほど近い、源頼朝公の正室・北条政子の弟である北条義時(江間小四郎)が創建した寺院です。
義時の嫡子安千代が領内の大池で大蛇に襲われ命を落とした際に、この北條寺を墓所とし七堂伽藍を建立、運慶に仏像を作らせたといいます。

どっしりとした大棟、降棟、掛瓦を置いた桟瓦葺の山門で山号扁額を掲げています。本堂はおそらく寄棟造桟瓦葺流れ向拝で、大棟両端に金色の鴟尾を置いています。朱塗りの柱が効いて引き締まった印象の仏堂で、向拝に水引虹梁を置き、正面サッシュ扉の上に「北條寺」の寺号扁額を掲げています。

山門
山号扁額
向拝
寺号扁額
山号巨徳山(ことくさん)
寺院名北條寺(ほうじょうじ)
宗派臨済宗(建長寺派)
本尊観世音菩薩
真言おん あろりきゃ そわか
住所伊豆の国市南江間862-1

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