第14番札所 慈光院

かつては真言宗の無住寺院だったが、1510(永正7)年に曹洞宗に改宗し、再興されました。伊豆八十八ヶ所霊場の他、中道三十三ヶ所霊場の第11番の札所となっています。

当初は光明遍照金剛楳(梅)林寺 槑(梅)香院と号した真言宗寺院でしたが、永正七年(1510年)曹洞宗に改宗、再興されたといいます。龍の霊を祭り供養するために龍の戒名をつけ、弘法大師の御作と伝わる延命地蔵尊を御本尊とし、昌渓院二世菅谷宋儔を開山として請し、龍の戒名から龍泉山 慈光院と号したといいます。

本堂は入母屋造桟瓦葺で、大がかりな唐破風を張り出した向拝を置いています。水引虹梁端部に雲形の木鼻、中備に板蟇股、身舎方に海老虹梁を配し、向拝見上げに「慈光院」の寺号扁額を掲げています。

参道入口
六地蔵尊
本堂
向拝
寺号扁額
山号龍泉山(りゅうせんざん)
寺院名慈光院(じこういん)
宗派曹洞宗
本尊阿弥陀如来
真言おん あみりた ていせい から うん
住所伊豆の国市韮山多田937

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