五山十刹のひとつとされた国清寺に隣接し、かつては79あった塔頭のうちの一寺です。
かつて五山十刹のひとつにも数えられた名刹、国清寺の78を数えた塔頭のひとつです。
国清寺は慶安二年(1362年)、仏真禅師を開山に律宗寺院として修善寺城主畠山国清が創建、応安元年(1368年)には関東管領上杉憲顕が開基中興、無礙妙謙師(円覚寺第三十六世)を開山に請じて臨済宗寺院になったと伝わる名刹です。
創建は、国清寺とおなじ貞治元年(1362年)、開基は畠山道譽夫人(松寿院殿)、上杉憲顕夫人(華頂院殿)の両名、開山は亀州妙智禅師。
国清寺の参道左手、塔頭らしい位置に一堂を構えています。寄棟造桟瓦葺、向拝柱のないシンプルな本堂で、向拝見上げには「華頂峰」の山号扁額を掲げています。
山号 | 華頂峰(かちょうほう) |
寺院名 | 高岩院(こうがんいん) |
宗派 | 臨済宗(円覚寺派) |
本尊 | 薬師如来 |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
住所 | 伊豆の国市奈古谷68 |