第15番札所 高岩院

五山十刹のひとつとされた国清寺に隣接し、かつては79あった塔頭のうちの一寺です。

かつて五山十刹のひとつにも数えられた名刹、国清寺の78を数えた塔頭のひとつです。
国清寺は慶安二年(1362年)、仏真禅師を開山に律宗寺院として修善寺城主畠山国清が創建、応安元年(1368年)には関東管領上杉憲顕が開基中興、無礙妙謙師(円覚寺第三十六世)を開山に請じて臨済宗寺院になったと伝わる名刹です。

創建は、国清寺とおなじ貞治元年(1362年)、開基は畠山道譽夫人(松寿院殿)、上杉憲顕夫人(華頂院殿)の両名、開山は亀州妙智禅師。

国清寺の参道左手、塔頭らしい位置に一堂を構えています。寄棟造桟瓦葺、向拝柱のないシンプルな本堂で、向拝見上げには「華頂峰」の山号扁額を掲げています。

山内入口
本堂
向拝
山号扁額
山号華頂峰(かちょうほう)
寺院名高岩院(こうがんいん)
宗派臨済宗(円覚寺派)
本尊薬師如来
真言おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
住所伊豆の国市奈古谷68

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