毎年4月4日は駿河湾の漁師の信仰を一身に集める大瀬神社の例大祭「大瀬まつり」です。
明治時代から続く伝統の祭り。大瀬神社の祭神:引手力命(ひきてちからのみこと)が男の神様なので、漁師や地元の青年たちが女装し参拝する。
この祭りの最大の見どころは、女装した青年達が華やかに飾り付けられた漁船の上で繰り広げる「勇み踊り」おはやしもにぎやかに岸壁に到着すると船から海に向って俵を投げる。
それを泳いで拾った青年達が神社に大漁と航海の安全を願って参拝します。「勇み踊り」は、漁師が大漁を祈るため始まったとされています。
大瀬崎桟橋に集合した大漁旗で飾られた漁船に長襦袢を身に着け女装した男性が多数乗り込み「♪チャンチャラおかしー、チャンチャラおかしー」のお囃子(はやし)に合わせ、踊りながら大瀬崎の大瀬神社に参拝します。
大瀬神社は高台にあり観客の間をぬって階段を掛けあがる姿は勇壮です。