第19番札所 蓮馨寺

1289年に、浄土宗の僧である星誉によって開創された由緒ある寺院です。 しかし、豊臣秀吉の小田原征伐の際の三島焼き払いで焼失した他、類焼や震災、明治期の大火による火災を重ね、沿革は不明となっています。

三島の街なか、広小路にある名刹。順打ちでいくとはじめての浄土宗寺院になります。
正應二年(1289年)、浄土宗の僧星誉上人により開創。豊臣秀吉の小田原征伐の際の三島焼き払いで焼失した他、類焼や震災などにより寺伝等が焼失し沿革は不明となっています。
昔、寺の裏に蓮沼池という池があり、蓮の花の香りが漂ったことから蓮馨寺と号したといいます。

山門入って右手には松尾芭蕉の墓があり、「いざともに ほむぎくらわん くさまくら」の芭蕉の句が刻まれています。参道に沿って左手に日限地蔵尊、観音堂などが並びます。

山門
扁額

当初は「身代わり地蔵」といわれたこのお地蔵さまは、いつしか日を限ってお願いすると願いが叶うという「日限地蔵尊」として信仰を集めた。

日限地蔵尊
聖徳太子像

本堂は階段の上に入母屋造本瓦葺、重厚な向拝を備えた堂々たる伽藍で、向拝に寺号扁額を掲げています。

本堂
寺号扁額
山号君澤山(くんたくざん)
寺院名蓮馨寺(れんけいじ)
宗派浄土宗
本尊阿弥陀如来
真言おん あみりた ていせい から うん
住所蓮馨寺(れんけいじ)

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