第18番札所 宗徳院

延暦年間(901~902年)に空海によって創建されました。 伊豆に流刑されていた源頼朝が挙兵後、鎌倉に入るまでの100日間、本尊の延命地蔵菩薩を祈願佛として詣でたと云われています。 後に、境内で自刃した甲斐武田の2人の家臣を弔うために、荒廃した堂宇を再興し、その際に真言宗から曹洞宗へと改宗しました。 1814(文化11年)8月に火災で寺宝や過去帳などが焼失しましたが、本尊の延命地蔵菩薩は無事でした。

天正(1573-1592年)の初期、武田の残党道乗、道吉の2名がこの地で開墾に当たりましたが、追手が迫り同寺境内にて自刃。両名菩提のため、天正三年(1575年)韮山町南條昌渓院六世麒庵東麟禅師を請し曹洞宗寺院として開山。

門前の川に架かる橋は「駒爪橋」といい、頼朝公が乗った馬の爪痕が残されたことに由来するそうです。入口手前に寺号標。寄棟屋根銅板葺の山門には山号扁額。相輪を備えた宝形造銅板葺の本堂で、向拝上に院号扁額を置いています。

駒爪橋
山門
山号扁額
本堂
向拝
院号扁額
山号龍泰山(りゅうたいざん)
寺院名宗徳院(そうとくいん)
宗派曹洞宗
本尊地蔵菩薩
真言おん かかかび さんまえい そわか
住所三島市松本414

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Translate »