第29番札所 龍豊院

創建当時は真言宗の寺院でした。 慶長年間(1596~1615)に、最勝院七世和尚を開山とし曹洞宗に改宗しました。 1879年に火災により全焼しましたが、1884年に再建しました。

大川にある龍豊院は、弘治元年(1555年)、真言宗寺院として建立。慶長年間(1596~1615年)(永禄(1558-1570年のはじめ頃とも)に、最勝院七世の笑山精眞大和尚が止錫され開山として曹洞宗に改宗、天明元年(1781年)、僧隆峯のときに法地(曹洞宗の寺格)となりました。明治12年の火災により寺伝等を焼失し、詳細については記録が残っていないようです。

山内に樹齢400年と推定される東伊豆町指定天然記念物の 枝垂れ桜があります。
単花弁の純粋種という珍しい品種とのことで、見頃は3月下旬です。

参道階段右手に枝垂れ桜、その奥右に重石塔、左に六地蔵を配して正面本堂は入母屋造桟瓦葺。向拝に大がかりな唐破風を起こしています。伊豆の寺院らしく身舎腰壁はなまこ壁、白壁を張り出した花頭窓があります。

参道
参道
向拝
彫刻
彫刻
扁額
山号大川山(おおかわさん)
寺院名龍豊院(りゅうほういん)
宗派曹洞宗
本尊釋迦牟尼佛
真言のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
住所賀茂郡東伊豆町大川278

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