第21番札所 龍澤寺

1761年3月に白隠によって開山したとされますが、それ以前から臨済宗の寺院として在り、空海によって開創とも伝えられています。 一時期荒廃したものの、大正期に山本玄峰によって修行のための寺として再興されました。ツツジや紅葉の美しい寺院です。

宝暦十一年(1761年)、白隠禅師により開山されたという臨済宗妙心寺派の名刹。当寺住職は代々老師として称えられ、開山白隠老師をはじめ、東嶺老師、明治の星定老師、大正昭和の玄峰老師はわけても名声高く、各界の名士が参禅しました。
「今白隠」とも賞された山本玄峰老師の大正期の復興により、国内有数の禅道場として名を高めたとされます。

山内は石垣の上に築かれ、さながら城郭のよう。うっそうと古木の茂る階段をのぼると、獅子・貘の木鼻と中備に龍の彫刻を置いた二軒垂木の風格ある山門。山内には鐘楼、経堂、開山堂、本堂、禅堂、庫裏などが整然と並びます。

山号圓通山(えんつうざん)
寺院名龍澤寺(りゅうたくじ)
宗派臨済宗(妙心寺派)
本尊子安観世音菩薩
真言おん あろりきゃ そわか
住所三島市沢地326

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