嘉元(1303-1306年)の頃(嘉元二年とも)災害に遭い、雲林和尚が濱村中村字中の島に移し旧天福寺の号に因んで天福山と号したといいます。(このとき東福寺と号したという説もある)
永和三年(1377年)災害のため諸堂が大破、應永二年(1395年)佛印大光禅師を中興開祖とし、真言宗から臨済宗へと改宗した。
文明九年(1477年)激しい波浪に見舞われ堂宇は漂流、同十八年佐々木(山本)盛季が現在地に移して再興し、寺号を東福寺と改めたと伝わります。よって、佐々木(山本)盛季を東福寺殿と称し、当山開基としています。
当山の本堂天井には漆喰の見事な五百羅漢が描かれているため、「五百羅漢の寺」としても知られています。静岡県道59号伊東西伊豆線沿い、第82番慈眼寺から大浜(伊豆西海岸)に戻る途中の仁科川沿いにあります。
山号 | 照嶺山(しょうれいざん) |
寺院名 | 東福寺(とうふくじ) |
宗派 | 臨済宗(建長寺派) |
本尊 | 阿弥陀如来 |
真言 | おん あみりた ていせい から うん |
住所 | 賀茂郡西伊豆町中24-2 |