「清水巴川灯ろうまつり」は、静岡市清水区の「巴川」(ともえがわ)とその周辺で、毎年7月16日に行われる夏の恒例行事です。250年余の伝統を誇る「清水巴川灯ろうまつり」。一時は中止になったこともありましたが、1934年(昭和9年)に復活しました。
その後、1973年(昭和48年)に河川の汚染の問題から再び中止となり、1984年(昭和59年)に再度復活したという歴史があります。夏を告げる清水区の夏祭りとして市民に親しまれています。
巴川に架かる稚児(ちご)橋〜港(みなと)橋間に設けられた5カ所の流し場から、亡き先祖を思い、家内安全や無病息災を祈願して、毎年3,000挺もの灯籠が流されます。灯籠流しのほかにも、川沿いで夜店の出店や手筒花火が披露されます。
灯ろう流し
灯ろう流しの順番待ちの行列ができ、18時30分に供養の儀式が行われます。
両岸のボートから、灯ろうが流され始めます。
ゆっくり、ゆっくりと流れて行きます。
強い風が吹いてあらぬ方向へ…
下流に向かって流れていきますが、風向きによって上流側へ逆流していく灯ろうも…。
まだ帰りたくないのか岸にたくさん溜まってる灯ろうも…。
清水巴川灯ろうまつり、清水銀座
するが紅トマHIKO☆星隊
露店、夜市
さまざまな夜店が登場! たくさんの家族連れでにぎわいます。
露天が大正橋の前の通りにずらっと並びます。商店が安売りイベントを行っています。
街灯と和服で歩く人々に夏の風情を感じますね。商店街はなかなかたくさんの出店やアウトレットも出てるので見所豊富です。
手筒花火
稚児橋にて巴川手筒花火が開催されます。
手筒花火とは、長さ約1mの竹筒に3kgほどの火薬を詰めて、「揚げ手」と呼ばれる人が筒を脇の横に抱え、巨大な火柱を噴出させる花火です。
稚児橋で川幅いっぱいに仕掛けられたナイアガラ花火
点火時は火花全体が赤色に見えました。だんだん赤色が薄くなってきました。和火に近い色に変わってきました。
打ち上げ花火もあがります・