北条氏直の外臣であった金指筑後守が開山したもので、元は真言宗の寺院でした。 この金指筑後守が祀った本尊の聖観世音菩薩は役小角の作と伝えられています。 後に曹洞宗へと改宗しました。
北条氏直の外臣であった金指筑後守による開山で元は真言宗の寺院でした。
この金指筑後守が伊勢から来住して明応三年(1494年)に建立、本尊の聖観世音菩薩像は役小角の作と伝わります。最勝院七世の笑山精眞大和尚が止錫され開山として曹洞宗に改宗しました。
山門はがっしりとした銅板葺の四脚門で、山号扁額を掲げています。本堂は寄棟造銅板葺で軒唐破風の向拝を起こしています。水引虹梁、繋ぎ虹梁ともに直線的で装飾はすくない。
山号 | 来宮山(らいぐうさん) |
寺院名 | 東泉院(とうせんいん) |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
真言 | おん あろりきゃ そわか |
住所 | 賀茂郡東伊豆町白田76 |