ジビエ料理

ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。狩猟の対象となっている野生鳥獣は全てジビエとして定義されます。

鹿(しか)

ステーキ

イズシカ肉は脂肪分やコレステロールが少なく、たんぱく質、鉄分が豊富。ヘルシーで栄養満点なお肉です。ジビエ独特のクセがなく、とても柔らかく美味しい肉です。

猪(いのしし)

牡丹鍋

ラーゲンの材料となる「スレオニン」が猪肉には多く含まれ、成長促進作用があり、肝臓に余分な脂肪が蓄積して脂肪肝になるのを防ぎます。この「スレオニン」が冬場の猪のバラ肉には、牛肉の2倍以上、豚肉の3倍以上含まれています。

鴨(かも)

鴨鍋

鴨肉は一見脂が多く感じられますが、コレステロールが少なく不飽和脂肪酸や鉄分、ビタミンB2が他の肉類に比べてズバ抜けて豊富で、とても疲労回復効果が高いといわれてい ます。

うどん・そば

吉田のうどん

富士吉田市が誇る郷土料理・吉田のうどんの最大の特徴は、歯ごたえとコシがとても強い麺。 噛めば噛むほど素材と出汁の旨みが口いっぱいに広がる。かけうどんやつけうどんなどシンプルな味付けのうどんが多く、キャベツや馬肉がトッピングされていることが一般的です。

帯うどん

遠藤製麺で生産された幅広のゆでうどんです。代表的に「鍋焼きうどん」「すき焼き」「鍋料理」に最適である。帯うどんは、幅2.5㎝厚さ3㎜の幅広いが特徴の「ゆでうどん」です。

黒うどん

従来のうどんと違い、白くないので「黒うどん」という名前が付けられています。 白くない理由としては、無漂白の全粒粉に近い小麦の皮と玄米の粉を使用しているからです。 その為、食感がとてもモッチモチです。

塩鰹うどん

西伊豆の伝統的な保存食「しおかつお(塩鰹・潮鰹)」をふりかけ状にして、茹でたうどんにかけ、ネギ、のり、ゴマ、カツオ節などをのせ、だし醤油をよく絡めていただく。 風味豊かなしおかつおの味がしみてきて、箸をすすめるほどに美味しさが増す一品です。

茶そば

茶そば(ちゃそば)は、そば粉に抹茶を練りこんで打った変わりそばの一種です。
ゆで上げたあと水洗いし、もう一度湯通しして熱もりにして提供するのが本来の仕立て方で、この方がお茶とそばの香りが生きてくるとされています。静岡県の郷土そばとして有名です

磯おろし

名物メニュー「磯おろし」。創業当時では珍しい深夜営業など従業員も日々忙しい中、とにかく早く色々な物が食べられるものをというまかないメニューがお客様の提案によって商品化。戸隠そばの名物メニューが誕生したのです。大根おろし、ショウガ、きぬさや、海苔、揚げ玉のぶっかけそばです。

御厨そば(みくりやそば)

御殿場市の御厨地域の郷土料理。この地域はそばや麦を多く栽培していたため、農家が自前で、水を使わずに「山芋」や「自然薯」を使ってそばを打ち、鶏ガラでだしを取ったそばつゆをかけて食べた。

くだもの

静岡県でランキング上位の果物は「温州ミカン(普通)」「温室メロン」「ダイダイ」「オウゴンカン(黄金柑)」「はるひ」「レモネード」などです。 いちごでは「紅ほっぺ」「章姫」、みかんでは「三ケ日みかん」「ニューサマーオレンジ」などが、全国的に名前を知られています。 

温州ミカン(普通)

温州みかんは、一般的に「みかん」と呼んでいる日本の代表的な柑橘類です。読み方は「おんしゅう」ではなく「うんしゅう」と読みます。皮が薄くてむきやすく、食べやすいことが特徴です。

1番スタンダードな種類が中生で11月下旬~12月下旬頃に収穫します。

温室メロン

静岡県産はむらがなく、香りがよく、皮近くまで食べられます。「メロンの王様」といわれる高級品の温室メロンでは全国一の収穫量を誇っています。県内では袋井が最大の産地となっており、浜松市でも栽培が盛んです。

ダイダイ

ダイダイにはビタミンC、クエン酸、食物繊維が豊富に含まれ、免疫力アップ、疲労回復、整腸作用など様々な健康効果が期待できます。また、精神の安定や美肌効果も注目されています。

10月から12月が収穫時期で、日本を代表する柑橘類の一つとして親しまれています。

オウゴンカン(黄金柑)

果面はレモンのように綺麗な黄色で、油胞が凹んでいて若干荒く、果皮の厚さは2~3ミリほどで少し固いのが特徴です。果肉は淡い黄色をしていて食味は柔らかく、糖度も12度~14度ほどあり比較的甘く、酸味も適当にあります。また、芳香があり風味の良いのが特徴です。

はるひ

先祖の日向夏に似た爽やかな風味があり、柔軟多汁で糖度も13度と高く、適度な酸味もあり、食味が良い柑橘です。果皮の厚さは約3mmくらいありますが、比較的皮はむきやすいです。着色・減酸は日向夏よりも早く、2月に熟期となります。

レモネード

店頭にはほとんど出回らない希少な「レモネード」です。一見とても酸っぱそうですが、レモンの爽やかな風味はそのままに、程よい酸味とミカンのような優しい甘さが加わった珍しい柑橘です。レモンとは違い、プチプチの果肉を食べる柑橘です。

いちご

イチゴが持つその特有の甘さと酸味は、もちろんそのままでも美味ですが、お菓子やデザート、ジャムなどと組み合わせることで、その魅力が一段と引き立ちます。ビタミンCをふんだんに含むイチゴは、美容や健康への効果も期待できます。

地元の珍味

高足蟹(たかあしがに)

 高足ガニは、日本近海の深海に生息する巨大なカニで、主にトロール船による深海底引き網漁と、深海かご網漁で水揚げされます。

蒸し焼き。カニみそが溶け出しにくく、うま味を保ったまま食べることができます。

脚を焼いて食べると、うま味が凝縮されておいしく、刺身にすると、さっぱりとしていてクセのない味わいが楽しめます。

桜海老(さくらえび)

 世界中で駿河湾にしか生息しない、幻の海老です。静岡駿河湾でしか水揚げされない桜えびは「海のルビー」と呼ばれています。

水揚げされる新鮮な生さくらえびは地元でしか味わえない珍味です。近隣の料理店に遠くからわざわざ訪れる人もいる程です。

生しらす

釜揚げしらすやしらす干しは年間を通して全国に流通していますが、産地だからこそ楽しめるのが、獲れたてをそのまま食べる「生しらす」です。

生しらすの特徴は、何といってもぷりっとした食感。食感を生かし、生姜やにんにくと醤油を付けてそのまま食べるのが定番です。

近隣の料理店に遠くからわざわざ訪れる人もいる程です。

地魚(じざかな)

漁船がトロール漁で獲ってきてくれる”地魚です”。知る人ぞ知る旨い白身魚です。から揚げにすると最高です。

深海魚独特の目の大きさで、水揚げ直後は、目が光ってるんです。

ちょっと器量が悪いのですが、これが、また食べて見ると、驚きの美味なんです。

漁師めし

漁師めしとは、漁師が漁の合間や港へ戻った際に作る、獲れたての新鮮な魚介類を用いた料理です。漁師町のごちそうをイメージできる料理。

沖あがり

生の桜エビを豆腐やねぎと一緒にすき焼き風の味付けで煮込んだもので、沖から上がった桜エビ漁の漁師が、漁の反省をしながら酒の肴に食べた鍋料理です。

がわ料理

漁に出た漁師が船上で作ったのが始まりとされる御前崎の郷土料理。 氷水を入れて味噌を溶かして食べる、「冷やし味噌汁」です。 各家庭で材料に違いはありますが、代表的なものとしては、生のカツオ、キュウリ、梅干し、シソなどを刻んで入れます。

ねこめし(ねこまんま)

ねこまんまの語源は、猫に与えられる飼い食(まんま)に由来しています。 昔の日本では、猫に魚や鰹節を混ぜたご飯を与えることが一般的でした。 この風習が、人間が同じように具材を混ぜたご飯を食べる料理として広まり、ねこまんまと呼ばれるようになりました。良質なだしの原料が獲れる静岡県は一味違う。

まご茶漬け

まご茶漬けは、もともと漁の最中に船上で食べられていた漁師めしであり、カツオ、アジ、マグロなどの刺身を生姜醤油に漬けたものをご飯の上にのせ、熱い煎茶をかけて食べる。名前の由来は、漁の合間に食べるため「まごまごしないで早く喰え」という意味からと云う。

静岡名物

名物とはその土地で名高い産物のおこと、名産やその土地で、特有な物や評判になっているものです。

鰻(うなぎ)

夏バテを防ぐためにウナギを食べる習慣は、日本では大変古く、『万葉集』にまでその痕跡をさかのぼることができます。

静岡県三島市の名物である「うなぎ」は富士山の湧水で生きたうなぎを数日間泳がせることで、生臭さが消えた美味しいうなぎができあがります。

とろろ

長芋や大和芋といった「ヤマノイモ科」に属する芋類を総称して「山芋」と呼びます。

自然薯は日本原産の野生種で、その他の山芋(長芋、大和芋など)とは別物です。古来より滋養強壮食として珍重され山菜の王者と呼ばれ親しまれて来ました。また漢方名「山薬」と呼ばれいろいろな効用が説かれています。

安倍川餅(あべかわもち)

「安倍川もち」の名前は県内に流れる安倍川にちなんだものであるが、江戸時代、徳川家康が命名したという説と、東海道を旅する人々の間では安倍川の茶屋で売られていた名物として有名だったため、安倍川もちと呼ばれるようになったという説がある。

静岡おでん

静岡おでんは、牛すじ、黒はんぺん、練り物、大根、卵など具材を全て串に刺し、色の黒いだし汁で煮込み、青のりや魚のだし粉をかけて食べる静岡の郷土料理です。駄菓子屋でも売っているため、おやつがわりに子どもの頃から慣れ親しんでいる人が多いようです。

猪鍋(ぼたん鍋)

「ぼたん鍋」は、白と赤の合わせみそをベースにしただし汁に猪肉と季節の野菜を入れて煮る鍋料理です。
始まりは捕獲したイノシシの肉をみそ汁に入れて食べたことや、みそ仕立ての鍋物にしたことだと云われてます。

おもろ

「おもろ」と聞くと意味が分からない方もいらっしゃると思います。遠州地方で古くから食べられている味付け豚足です。また豚足料理の総称でもあります。

なんとも表現しがたいふわふわぷにぷにの食感とあとからじわりと染みてくる味わいがクセになります。

郷土寿司、鮨

色々な寿司がある中で、各地の風土に根差した寿司、地元でとれたものや手に入れにくかった貴重な食材などを使って作られた寿司、それが「郷土寿司」です。ネタに魚を使っていないものが「寿司」、魚を使ったものが「鮨」と使い分けられている場合もあります。

鮨・寿司

寿司は酢飯の上に主に魚介類をのせた日本料理です。寿司には様々な種類のネタがあり、旬に応じた寿司を味わうことができる。寿司は特に素材の鮮度が重要です。

握り寿司の他にも巻き寿司、いなり寿司、ちらし寿司、押し寿司などがあり、その他、日本各地にはその地方独特の寿司が根付いています。

鯵鮨(あじすし)

鯵は適度に脂がのっていて甘みがあり、味が良いから『アジ』と呼ばれ日本人には馴染みの深い魚です。
鯵寿司は、適度に脂ののった味のいい鯵を使用して、餅米入りの酢飯、黒板昆布を使用して、昆布と鯵と酢飯の相性がピッタリでとても美味しいです。

秋刀魚鮨(さんますし)

背開きにし、塩漬けしたサンマを酢に漬け、魚の大きさに合わせて握った酢飯の上にのせ、かたちをととのえてラップに包む。翌日から2日目位で味がなじむので、食べごろになる。サンマを酢に漬ける時間は好みに応じて調整する。

定番海鮮

金目鯛(きんんだい)

金目鯛は一年を通して味が安定しているので、季節を問わずに楽しむことができます。旬の時期は産地によって異なり、静岡県は12〜2月と冬の時期と少し遅めの産卵前に脂がのっておいしくなります。

伊勢海老(いせえび)

伊勢海老の旬は地域差があるものの、概ね海水温が下がる秋~冬。身が引き締まり、プリッとした食感が楽しめます。

紅葉や温泉など秋冬のお楽しみと合わせ、伊勢海老の産地を旅の目的地にするのもおすすめです。

鮑(あわび)

縄文時代の遺跡からもアワビ殻が出土し、また邪馬台国の女王卑弥呼に始まるそれぞれの時代の天下人の食卓に必ずアワビがのっていたとのことで、昔から日本人の食生活に重要な位置を占めてきた。

また、貝を食材とした日本料理のうち、料理の種類が一番多いのもアワビである。

海鮮丼(かいせんどん)

江戸前寿司におけるちらし寿司は、酢飯に握り寿司用の種を飾り乗せした料理であるが、海鮮丼は一般に酢を加えない温かい白飯を台とする。酢飯を用いたものを海鮮丼と呼ぶこともある。

わさび醤油を全体にふりかけたり、手塩皿に取った醤油に種をその都度つけながら食べたりする。

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