文録年間(1592-1596年)に僧龍山寺廬岳に創立された小庵でしたが、慶長五年(1600年)現地に遷り、曹洞院八世巨雄天策を開山とし、堂宇を建立して曹洞宗寺院となりました。
伊豆国守・通國書写の大般若経を所蔵します。青野川に沿って走る県道121号南伊豆松崎線の下小野の集落にあります。参道階段と、その右手前に寺号標があります。階段脇には地蔵尊が並びます。
階段を昇った正面が竹林を背負う本堂。寄棟造銅板葺で、中央に向拝を附設しています。水引虹梁中備に寺号扁額を掲げられてます。
山号 | 廬岳山(ろがくさん) |
寺院名 | 東林寺(とうりんじ) |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 薬師如来 |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
住所 | 賀茂郡南伊豆町下小野414-1 |