貞元二年(976年)に僧継雲によって創建。文永十年(1273年)阿闍梨丁快によって中興され、御本尊薬師如来像(ないし御前立)は丁快の作と伝わります。
往時は大寺と伝わり北條氏の庇護を受けて隆盛しましたが、天正十八年(1590年)豊臣秀吉の小田原討伐の際、戦場となり炎上、北條氏の庇護も失い衰退の途をたどりました。
寺号標も山門もない参道。正面に寄棟造桟瓦造の堂宇と左手に宝形造のお堂があり、左手お堂に寺号扁額が掲げられている。
岩殿寺窯は、1970年(昭和45年)に洋画家 高岡徳太郎(1902~1991)が、南伊豆にある真言宗岩殿寺に築窯しました。
山号 | 波次磯山(はじきさん) |
寺院名 | 岩殿寺(がんでんじ) |
宗派 | 真言宗 |
本尊 | 薬師如来 |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
住所 | 賀茂郡南伊豆町岩殿120 |