第47番札所 龍門院

1099(康和元)年6月24日、保月嶽頂上の老松に光を放つ仏像が発見され、龍が降臨すると言われていたこの地に庵を建てて安置することとなりました。

後に行脚の僧が「この像は青面金剛明王である」と言い、奉るようになりました。 当時は真言宗の寺院でしたが次第に衰退し、1593(文禄2)年に太梅寺四世法山宗禅が復興して曹洞宗に改めました。

康和元年(1099年)6月、保月嶽頂上の老松に光を放つものがあり、頂に登ってみるとそれは一躰の仏像でした。人々は「龍が降臨する」と云われていた龍門ヶ嶽に庵を建て、この尊像を安置しました。あるとき、この地を訪れた行脚の僧が「この像は青面金剛明王である」と云い、以降、青面金剛明王として奉安するようになりました。寛治中(1087-1094年)僧海光が真言宗寺院として創立。文禄二年(1593年)横川太梅寺四世法山秀禅が再興して曹洞宗に改宗しています。

上り口に立派な札所標。すこしく昇ると石造の冠木門。正面に入母屋造桟瓦葺流れ向拝の堂宇、向拝柱と簡素な水引虹梁。

参道入口
石造の冠木門
入母屋造桟瓦葺流れ向拝の堂
向拝

一段高く青緑色の妻入りの宝形造桟瓦葺流れ向拝のお堂があります。

宝形造桟瓦葺流れ向拝のお堂
向拝
山号保月山(ほげつさん)
寺院名龍門院(りゅうもんいん)
宗派曹洞宗
本尊青面金剛明王
真言おん こうしんてい こうしんてい
まいとおり まいとおり そわか
住所下田市相玉38

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