高根白山神社 古代神楽(駿河神楽)

高根白山神社に奉納される古代神楽は、安倍川、大井川上流域に伝わる湯立て神楽の一種で、一般には「駿河神楽」といわれています。

藤枝市瀬戸ノ谷の高根白山神社(たかねはくさんじんじゃ)で毎年10月29日に奉納される「高根白山神社古代神楽」は、江戸時代後期から伝わるこの神事芸能です。

ひいな飾り
ひいな飾り

舞は拝殿で行われ,天井には玉蓋といわれ,縦横9本の注連縄を張り,注連縄には五色の注連垂れが,また周囲には切り飾りが飾られた天蓋をつり下げます。

神楽が行われる拝殿の中

太鼓と笛に合わせて天狗面の舞や戎子大黒(えびすだいこく)の舞などが奉納されます。

神迎え
幣の舞
幣の舞
湯立の舞
殿面の舞
姫の舞
三宝荒神の舞
剣の舞
戎子大黒の舞
天王の舞
剣の舞
米の舞
五行の舞
八幡天皇の舞
お守りとして
神帰し

奉納後、天井飾りのしめ縄を刀でを切りますが、切り端は観衆に授与され、お守りとして持ち帰ることができます。

神社から湧く水枯れしない泉(神水)は、志太平野を潤す源で、五穀豊穣、豊漁、縁結びの神として信仰されてきました。

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