第54番札所 長谷寺

天平年間(729~749年)に行基によって開創されたと伝えられています。 元は真言宗古義派に属し、西老山昌善寺と称しましたが、1545(天文14)年に現在の浦岳山長谷寺と改称しました。 1655(明暦元)年に曹洞宗に改宗しました。

天平年間(729-749年)、行基菩薩の開創と伝わる古刹で、もとは真言宗古義派に属し、西老山昌善寺と称しました。天文十四年(1545年)に現在の浦岳山長谷寺に号を改め、明暦元年(1655年)、曹洞院九世来室栄撮を請じて曹洞宗に改宗しました。

石垣に堀割の参道階段。階段のぼり口には「国指定 重要文化財 木像阿弥陀如来坐像」の標識が建っています。山内はこぢんまりとして、すぐ正面が本堂です。入母屋造銅板葺で、向拝柱と屋根を付設しています。屋根の勾配が緩く、ちょっと変わった堂宇です。簡素な水引虹梁。向拝柱には札所板が掲げられています。

参道入口
本堂
向拝
向拝柱には札所板
山号浦岳山(ほがくさん)
寺院名長谷寺(ちょうこくじ)
宗派曹洞宗
本尊阿弥陀如来
真言おん あみりた ていせい から うん
住所下田市田牛156

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