第47番札所 龍門院

1099(康和元)年6月24日、保月嶽頂上の老松に光を放つ仏像が発見され、龍が降臨すると言われていたこの地に庵を建てて安置することとなりました。

後に行脚の僧が「この像は青面金剛明王である」と言い、奉るようになりました。 当時は真言宗の寺院でしたが次第に衰退し、1593(文禄2)年に太梅寺四世法山宗禅が復興して曹洞宗に改めました。

“第47番札所 龍門院” の続きを読む

第49番札所 太梅寺

1046(寛徳3)年に行脚中の真言宗の僧が、この地に至った際に求めていた霊地だと感じ、人々から浄財を集めお堂を建てました。 明星山満珠寺と名づけ、地蔵尊を本尊として奉りました。 寺院の裏山には寺の鎮守として、稲荷神社が勧請されました。 後に寺名を改めて太梅山深居庵とし、臨済宗に改宗しました。

更にその後の1557(弘治3)年には曹洞宗に改宗し寺院名は深居山太梅寺となり、1852(嘉永5)年に現在の山号に変わったと伝えられています。

“第49番札所 太梅寺” の続きを読む

第50番札所 玄通寺

かつては下田市との境にある小松野山の頂にありましたが、何度もの火災に遭い記録が焼失しているため、創建年等は一切不詳となっています。 しかし開山の玄翁心昭が1396(応永3)年に入寂していることから、草創はそれ以前と考えられます。 1911(明治44)年に庫裏が、翌年に本堂が現在地に移されました。

“第50番札所 玄通寺” の続きを読む

第52番札所 曹洞院

幾度かの火災のため記録が焼失してしまっていて、詳細な沿革は不明となっています。 かつては弘法大師修行の霊蹟で大師山とも言われる真言宗の大刹でした。 戦乱で焼失した後、1525(大永5)年に七堂伽藍を再建、その際に曹洞宗へと改宗しました。1593(文禄2)年に山火事で類焼しましたが、1596(慶長元)年に再建されています。

“第52番札所 曹洞院” の続きを読む
Translate »