第11番札所 長源寺

2005(平成17)年で創建500年を迎えた寺院です。北條早雲が榛原の石雲院より当寺に虚庵玄充を招き、当初は石雲院末でしたが虚庵が修禅寺第二世として普住したため以降は修禅寺末になったと伝わります。 かつては真言宗であったと云われています。トイレの神様である烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)を祀るお堂があり、毎年8月25日には例祭が行われます。

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第12番札所 長温寺

1562(永禄5)年、僧・瓶山により開創されました。 本尊の薬師如来は、かつてこの地近くで討ち死にした豪族が守護仏として常に護持していたものと言われています。 その後衰微していたが、1620(元和6)年に再興され、曹洞宗として開山しました。春になると枝垂桜の美しい境内には、かわいらしい童地蔵や仏足石を目にすることができます。 源氏山七福神の福禄寿が祀られています。

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第13番札所 北條寺

源頼朝の正室・北條政子の弟である北條義時が創建した寺院です。義時の嫡子である安千代が領内の大池で大蛇に襲われ命を落とした際に、この北條寺を墓所として七堂伽藍を建立し、運慶に仏像を作らせた。

この祈願仏が、運慶の貴重な木造阿弥陀如来座像として知られています。 また、境内には義時夫妻の墓所があります。 寺院名の通り、北條氏と縁の深い寺です。

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第18番札所 宗徳院

延暦年間(901~902年)に空海によって創建されました。 伊豆に流刑されていた源頼朝が挙兵後、鎌倉に入るまでの100日間、本尊の延命地蔵菩薩を祈願佛として詣でたと云われています。 後に、境内で自刃した甲斐武田の2人の家臣を弔うために、荒廃した堂宇を再興し、その際に真言宗から曹洞宗へと改宗しました。 1814(文化11年)8月に火災で寺宝や過去帳などが焼失しましたが、本尊の延命地蔵菩薩は無事でした。

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