第26番札所 長谷寺

行基上人が網代の屏風ヶ岩で修行していた時、付近に漂着した霊木から観音像を彫り、洞窟の中に安置したと云われています。この霊木が奈良県の長谷観音像を彫った木の末木であったことから、奈良・鎌倉の長谷観音と共に「一本三体観音」とされています。 古くは真言宗に属していたと伝えられています。

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第28番札所 大江院

かつては真言宗の寺院で、正式名称は圓光庵蓮台寺、俗称が大江庵でした。 1540(天文9)年に、最勝院十二世台翁宗銀によって曹洞宗に改宗、名も伊雄山大江院と改称しました。1912(明治45)年の日付が記された「伊豆八十八ヶ所納経帳」がこの寺院で発見されたことで、巡礼地の掘り起こしが始まり、霊場復活となりました。

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第34番札所 三養院

創立年代は不明ですが、開山の竺仙宗僊が1511(永正8)年に没していることから、それ以前と推測されます。 開山当時は千手院という寺号でした。 後に、豊臣秀吉が小田原城を攻めた際、下田の鵜島城も攻撃され、時の城主であった清水上野介は降伏し、妻と息子とともにこの千手院に身を隠しました。

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